ニキビの原因とは!?ニキビ全滅大作戦!
こんにちは、しまきりんです。
実は私、ちょっと前に鼻に大きなニキビができてしまいました。
ニキビって見ただけで気分が下がりませんか?私はとても悲しい気持ちになりました。
という訳で、今回のテーマは「われらの天敵!ニキビについて」です。
そもそもなぜニキビができるのか?
ニキビ誕生のメカニズムからその治療・予防方法まで
ニキビと無縁の肌作りを目指して、ニキビを徹底解剖いたします!
◆ニキビ誕生のメカニズム
ニキビができるメカニズムは大きく2ステップです。
①毛穴に皮脂がつまる
ニキビとは、毛穴に皮脂がつまることで起こる皮膚の病気です。
なので、皮脂の分泌が活発に行われている毛穴がある部分、主に顔や胸元、背中などにニキビができ、毛穴がない手のひらや足の裏などには、ニキビはできません。
ニキビは思春期にできやすいと言いますが、それは「思春期は皮脂量が最も多い時期だから」です。
また、男性ホルモンの増加に伴い皮脂量も増加するため、女性ホルモンのエストロゲンが減少し始めて、男性ホルモンが優位になる30代後半から40代にかけてもニキビができやすいです。
②アクネ菌の増殖
毛穴には「アクネ菌」という菌が住んでいます。普段は悪さをすることはありませんが、彼らは皮脂が大好物なので、毛穴に皮脂がたまると、それをエサに増殖を始めます。そして、アクネ菌が脂質を分解して過酸化脂質を生み出すことでニキビが誕生するのです。
◆ニキビの種類
ニキビには進行段階があります。
<第一段階 白ニキビ>
毛穴の内部に皮脂が溜まりつつある状態です。この状態は、すぐに完治させることが可能です。
<第二段階 黒ニキビ>
白ニキビが酸化して黒くなった状態です。この段階でも比較的すぐに完治が望めます。
<第三段階 赤ニキビ>
さらに進行がすすみ、炎症を起こしている段階です。この段階から放置するとニキビ跡が残る可能性も出てくるので、絶対に爪で潰したりはしないようにしてください。
<第四段階 黄ニキビ>
炎症が悪化して膿んで黄色くなっている状態です。これは重症なので、病院で診てもらった方がいいです!
◆毛穴に皮脂がつまる原因
・ストレス
人間関係や仕事、勉強など、様々な心理的ストレスが考えられますが、ストレスがかかると皮脂分泌が増加してしまいます。
どういうことかと言うと、人には副交感神経と交感神経という2つの自律神経があります。普段、リラックスしている時は、副交感神経が優位な状態なのですが、ストレスを感じると交感神経が優位な状態へ変わります。交感神経が優位となると、皮脂を分泌する男性ホルモンが分泌してしまうのです。緊張が続いたり、寝不足の日やすごく忙しい日の夕方などに肌がべたつくと感じたことはありませんか?そういう時は、交感神経が優位な状態になっている時です。
仕事が終わったらゆっくり美味しいものを食べる、ゆっくりお風呂に入る、家族や友人とおしゃべりをして心を休めるなど、副交感神経を優位にすることが大切です。
・肌の乾燥
ニキビというと肌に過剰な油分がついているせいだと思う方が多いですが、実は肌の乾燥が原因である場合があります。肌が乾燥すると、肌はそれ以上油分が蒸発しないように皮脂を分泌させて肌を守ろうとするのです。なので、ニキビができた際に洗顔などでゴシゴシ顔を洗い、油分を落とす行為はかえって逆効果の可能性があります。乾燥肌の方はむしろ保湿をすることがニキビ対策になります。
・冷え性
冷え性は血液の循環が悪いために起こることが多く、血液を通して肌へ運ばれるはずの栄養が滞って新陳代謝が乱れると、ニキビの原因となります。
・便秘
腸内に悪玉菌が増え、腸内環境が悪くなると腸内で作られた有害物質が血液に再吸収されて血液が汚れたり、腸内での栄養の吸収が悪くなって新陳代謝が乱れ、ニキビの原因になります。
◆ニキビ対策、治し方
・十分な休息をとる!
リラックス状態を保つことが大切でしたよね。といっても常には難しいと思いますが、忙しい日こそシャワーではなくゆっくり湯船につかることが大切です。息抜きをして自分の体を労わってあげましょう。
・乾燥を防ぐ
意外なニキビの原因ですが、乾燥肌の方は保湿でニキビを予防しましょう。
・ビタミンE、Cを摂取する
これらには、ニキビの原因である過酸化脂質を分解する力があり、ビタミンEとCを一緒に摂取することでその効果が高まります。また、油と摂取することで吸収率がグンと上がるので、調理法は炒め物がおすすめです。
ビタミンEを多く含む食品:アーモンド、うなぎ、かぼちゃ、赤ピーマンなど
ビタミンCを多く含む食品:赤ピーマン、ゴーヤ、ブロッコリー、キウイなど
・からだを温める
内からからだを温め、血行を良くすることでニキビ予防に繋がります。
根菜やイモ類、ひじき・黒ゴマなどの色の黒い食品、魚では白身魚より赤魚、肉はレバーや羊肉などがからだを温める食品です。
・便秘予防
食物繊維が豊富な野菜や海藻、キノコを積極的に摂りましょう。また、ヨーグルトや納豆、キムチなどで腸内環境を整えることも大切です。
効果倍増!おすすめの食べ合わせ
〇ヨーグルト×アボカド
〇みそ×えのき
・薬に頼る
食事でも改善は見込めますが、すぐに成果はでないでしょう。食事は長期的な改善、予防に適した方法です。すぐに治したいという方は、病院で診てもらうか、症状の軽い方は市販薬を活用するのもアリです!ちなみに私は食生活に気を配りつつ、お手軽な市販薬との合わせ技で治しました。
いかがでしたでしょうか。皆さんのニキビ全滅対策のお力となれたら幸いです。
では、最後までお読み頂きありがとうございました☆彡
鳥刺し、生鶏レバーを食べた2人に1人が罹るカンピロバクター食中毒とは!?
こんにちは、しまきりんです。
今日は、「鶏肉」に潜む食中毒についてお話します。
皆さんは食中毒に罹ったことはありますか?
私はあります。下痢、腹痛、発熱などの症状が出て、完全に回復するには2週間程かかりました。結構辛かったです。。
ニュースでも時々「〇〇店が食中毒を起こしました」などと耳にしますが、
食中毒は私たちにとって身近な問題です。
もしかしたら気づかなかっただけで、あなたも食中毒に罹ったことがあるかもしれません。
というのも、食中毒にも症状の軽いものから死に至るものまで色々あります。
ちょっとお腹が痛いなと思った原因は食中毒だった可能性があるのです。
さて、今日はその中でも「鶏肉」に注目してお話ししていきますが、
皆さんは鶏の生食、鳥刺しや鶏レバーなどはお好きですか?
実は、鶏を生食すると約50%の確率でカンピロバクター食中毒に罹る可能性があります。
カンピロバクターとはいったい何者か。
カンピロバクターとは、動物の腸管内に存在しており、市販の鶏肉の約50%に付着しています。
「え、でも普段鶏肉を食べても食中毒になりません。」
はい、それは十分な“加熱”がされたものを食べているからです。
カンピロバクターは75℃以上1分以上の加熱で死滅しますので
十分に加熱がされた鶏肉料理では食中毒になりません。
では、カンピロバクター食中毒に罹るとどんな症状が出るのでしょうか。
カンピロバクター食中毒の潜伏期間、つまり症状が発症するには約2~5日かかります。
その症状は、下痢・腹痛・発熱・嘔吐などです。
そして、カンピロバクター食中毒は、これらの症状が治った後に
「ギランバレー症候群」を発症する可能性があります。
これが、この食中毒菌の恐ろしいところです。
ギランバレー症候群とは何か。
ギランバレー症候群とは、運動麻痺を起こし、四肢に力が入らなくなる病気です。
この病気は病院で治療を受けることで完治する場合が多いですが、後遺症が残る場合もあります。また、可能性は低いですが、死に至ることもある病気です。
カンピロバクター感染者の約1000人に1人がギランバレー症候群を発症すると言われています。
ですので、カンピロバクターに感染した人が皆ギランバレー症候群になるわけではありませんが、その確率は0ではないため、とても怖い食中毒です。
では、食中毒を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
「一番は、鶏を生で食べないことです。」
ですが、鳥刺しがどうしても食べたいという方は、
九州のお店で食べることをお勧めします。
実は、九州では鶏を生で食べる文化があります。
「え、鶏の生食はカンピロバクター食中毒になるんじゃなかったの?」
はい、九州と関東では、そもそも使っている鶏の種類が異なります。
また、調理法も違うんですよね。
九州では、食中毒に十分気を付けた上で提供しているので、
絶対大丈夫と保証は出来ませんが、
関東で食べるよりはぐっと食中毒のリスクが下がります。
そもそも、鳥刺しは九州で食べられていて、関東の人がそれを真似して提供するようになったものです。ですが、関東の人は、食中毒をよく知らずに提供してしまい、食中毒を起こしているわけです。
知らないって怖いですね。。
全ての店が当てはまるわけではないと思いますが、
関東で鳥刺しを食べる場合は、食中毒になる覚悟でお召し上がりください!
食中毒には、まだまだ種類がありますので、
他の食中毒菌についてもブログで取り上げていきたいと思います。
では、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
しまきりんの死ぬまで健康ライフブログ、始めます!
はじめまして、しまきりんです。
簡単に自己紹介をしますと、
私は、現在栄養学科の大学に通う大学4年生です。
大学では、栄養士のたまごとして「食」に関する様々なことを学んできました。
そこで、その経験を活かして、
「食」にまつわる情報を発信したいと思い始めたのが本ブログです。
そして、本ブログのテーマはずばり「死ぬまで健康に」です!
今日はなぜブログを通して食の情報を発信しようと思ったのか
また、このテーマを選んだ理由などをお話したいと思います。
突然ですが、皆さん「食品添加物」についてどう思われてますか。
私は大学で「食」に関する様々なことを学び、知識を得てきましたが
その知識とテレビでの情報や消費者の方々の認識にギャップを感じました。
無添加と添加物入り、その他はまったく同じ商品が売られていたら
どっちを手に取りますでしょうか?
無添加を手に取られる方が多いのではないかな~と思います。
ちなみに、私は添加物の有無で商品は選んでいません!
添加物入りでも全然気しないです。
それは、学校で食品添加物についてちゃんと学んだからです。
「危険性を知ってて避ける」のと
「詳しくは分からないけど、なんとなく危なそうだから避けておこう」では
同じ「避ける」でも意味が全然異なります。
そして、”正しい知識で情報を取捨選択すること”
これこそが、健康ライフへの道に繋がります。
どういう事かと言うと、、
例えば、ものしりさん と むちさん がいたとします。
TVで「〇〇が健康にいい」と放送されましたが、実はこれは誤った情報でした。
ところが、何も知らない”むちさん”はTVの情報を信じて実践してしまいます。
一方、”ものしりさん”は〇〇に健康効果がないことを知ってしたため
実践しませんでした。
むちさんは時間とお金を無駄に消費しただけでなく
もしかしたら健康をむしろ害してしまう危険性もありました。
色んな情報が飛び交う今日において
それに惑わされず、自分にとって有益な情報を
自分で判断し選択できる知識を持つことが
健康ライフへの第一歩です。
栄養学を学ぶ中で、私は健康であり続ける重要性を実感しました。
そこで「死ぬまで健康」を人生のテーマとし、
どうせなら得た情報をブログで発信して皆さんにも共有しようと考えたのです。
まだまだひよっこな私ですが、日々勉強し、正しい知識を持って
「死ぬまで健康」を目指します。
という訳で、
本ブログでは、健康に生きるために必要な基本的な知識や考え方
また、私が感じた「食」にまつわる疑問や時にはちょっとした生活便利情報なども
発信してまいります。
本ブログを通して、皆さまの健康ライフのお力となれたら幸いです。